Shepherd:羊飼い。
リフトのおじさん。
「おー、先生、今日は大変そうだな。頑張って。」
とんだ中学生君。
自分の中学校と同じような中高一貫の進学校だったので、
同じような雰囲気かな〜、、と想像しながら引率。
全くの初心者君たち。しかも、全員文系。スポーツに関する経験値が無さそう。
・・・大変だ。
最高のお天気だったので
自分が初心者ゲレンデに閉じ込められているのが嫌すぎて
&自分だったら「とりあえず色んなところに行ってみたい!」て思うかなぁと思って
誘導的な多数決により生徒たちで決めた形にして(あくどい)
上級者ゲレンデまでクルージング。
そして、
ギターボーイも、撮り鉄ボーイも、カメラ小僧も、お笑いマニア君も、わらわらと転倒、解放。
気力を失い起きようとしない。あーあ・・・ごめん、
板を脱いで踏み上がり、もがいているのを一人一人拾って、
群れをまとめて、追い立て、帰路につく。
羊飼いでございます。
・・・
翌朝、また、リフトのおじさん。
「おー、今日もご苦労さん。・・・なんかみんな、疲れてないか?」
やっぱり?
若いからすぐ回復するっしょ って、適当に思ってましたが、さすがに疲れたね。
ワタシが悪かったです、ごめんなさい。反省。
それでも一本でも多く滑りたいって言ってくれたのは、とても嬉しかった。
女だから優しいかなーと思ったら自己中のスパルタだった高学歴インストラクターに引きずり回され
転んでも、転んでも、へとへとになっても、みんなで頑張った記憶が
楽しい思い出になって、君たちの自信になりますように。
いつかへこたれそうになったときに、思い出してくださいまし。
ケガさせること無く無事修了し、
午後は、久々に、さとちん先輩と楽しいスキーをしました。
いつも一緒に滑っていたこれまでも楽しかったけど、
それぞれの世界で各々頑張って腕を磨いて、
それでちょっとレベルアップして、また一緒に滑る
っていう状況が、最高に楽しかった。
目線。スペース。
今日も、目が覚めるようなヒトコトギフト。ありがとう。